ウレアーゼ法によるヘリコバクターピロリ検出用試薬

体外診断用医薬品

ヘリコバクターピロリは慢性胃炎や消化性潰瘍への関与が明らかにされ、胃癌との関係も示唆されています。ヘリコバクターピロリ感染の診断には鏡検法、培養法、抗体測定法、迅速ウレアーゼ法などが用いられます。

本試薬はヘリコバクターピロリが有するウレアーゼ活性を利用したヘリコバクターピロリ検出用試薬です。

添付文書(673KB)

製品リーフレット(1.7MB)

<MRウレア®とMRウレア®Sの違いについて>
MRウレア®は試薬が1テスト分ずつチューブに分注されており、使う直前に溶解液をそのチューブに滴下して使うタイプのもので、検体数の比較的少ない小規模施設に向いている製品です。それに対してMRウレア®Sは10テスト分の試薬をまとめて調製するタイプのもので、検体数が多く試薬の回転が早い大規模、または中規模施設に向いている製品です。

使用目的 胃又は十二指腸粘膜中のヘリコバクターピロリの検出
特徴
  • MRウレア®よりさらに高感度
  • ウレアーゼ検出の時間がより短縮
  • 培養法と優れた相関
  • 操作は簡単、内視鏡現場に最適
製品名 MRウレア®S
製品コード 1HB1
包装 30テスト
JANコード 4987591013021
キット構成
  1. 基質試薬ボトル: 3本
  2. 溶解液:2.5mL: 3本
  3. 付属品
    反応カップ: 30個
    カップホルダー: 1個
    検体ラベル: 30枚 1シート
測定原理 ヘリコバクターピロリが有するウレアーゼが尿素を分解し、pH 指示薬のフェノールレッドにより色調が黄色から赤色に変化し、目視判定します。 

主要文献
  1. Warren JR, Marshall BJ: Unidentified curved bacilli on gastric
    epithelium in active chronic gastritis. Lancet 321 (8336): 1273-1275, 1983.
  2. Goodwin CS, et al: Evaluation of cultural techniques for isolating Campylobacter pyloridis from endoscopic biopsies of gastric mucosa. J Clin Pathol 38: 1127-1131, 1985.
  3. 西川恵子、浅香正博、他: Rapid urease test 改良型であるMRU test(MRウレア)の有用性の検討. 臨床と研究 72(9): 2334-2336, 1995.
  4. 西川恵子、加藤元嗣、他: 改良型迅速ウレアーゼテストであるMRウレアの有用性についての検討: CLOテストとの比較. 臨床と研究 73(4): 1011-1014, 1996.
  5. 西川恵子、加藤元嗣、他: H. pylori 感染診断における新しい迅速ウレアーゼテスト(MRウレアS)の有用性の検討: CLOテスト、培養、13C-尿素呼気試験との比較検討. 臨床と研究74(7): 1879-1881. 1997
  6. 小嶋修、高橋繁夫、野田八嗣: Helicobacter pylori診断におけるrapid urease testの検討. 医学検査 45: 1238-1241, 1996.