動物福祉への取組み

特殊免疫研究所宇都宮事業所では、実験動物の飼養、保管、輸送ならびに利用において、実験動物福祉の観点にたった適切な動物実験を推進しています。
 実験動物は生命科学の進展や医療技術の向上、新薬の開発等に必要不可欠な生物資源であり、実験動物の科学上の利用にあたっては、動物が命あるものであることに鑑み、科学的合理性に基づき、動物の福祉に配慮し、動物に対する感謝の念と責任をもってあたります。3Rsに最大限の配慮をして適切な動物実験の実施に取り組みます。また、人の生命、身体等への侵害を防止し、周辺の生活環境の保全にも努めます。

このような動物実験への取り組みにより、公益社団法人日本実験動物協会の実験動物生産施設等福祉認証を取得しています(認証番号012号)。

実験動物生産施設等福祉認証書

実験動物福祉体制の充実について

各種規程等を設けて実験動物福祉体制の充実を図っています。これらの規程は様々な手順書等に反映され詳細な方法や運用を決めて実行しています。

  • 実験動物福祉規程
  • 実験動物福祉委員会規程
  • 動物実験規程
  • 動物実験委員会規程
  • 動物実験承認規程

動物実験委員会を月2回を原則に開催して実験計画を審議し、適切な動物実験を推進しています。なお、平成26年度は委員会を23回開催しました(8月は1回)

動物福祉関連法規について

実験動物に関わる全活動は、実験動物福祉に関連する以下の適用法令等を遵守して行っています。

  • 動物の愛護及び管理に関する法律
     (昭和48年10月1日法律第105号、最終改正:平成26年5月30日法律第46号)
  • 実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準
     (平成18年4月28日環境省告示第88号、最終改正:平成25年8月30日環境省告示第84号)
  • 動物実験の適正な実施に向けたガイドライン
     (平成18年6月1日 日本学術会議公示)
  • 農林水産省の所管する研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針
     (平成18年6月1日 農林水産省農林水産技術会議事務局通知)
  • 厚生労働省の所管する実施機関における動物実験等の実施に関する基本指針
     (平成18年6月1日厚生労働省大臣官房厚生生物学課長通知、平成27年2月20日一部改正)
  • 研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針
     (平成18年6月1日 文部科学省告示第71号)

自己点検の実施について

自己点検を実施し、外部委員の参加のもとに自己点検評価委員会を開催して評価しています。概ね良好な結果を得ていますが、指摘事項等は逐次適切に改善しています。

  • 平成26年度自己点検評価委員会(平成27年7月7日開催)

教育研修体制について

全所員を対象にした年1回の教育研修を行っています。また、日本実験動物協会や日本実験動物協同組合等の研修会を適時受講することに加え、日本実験動物学会総会等の学術総会に参加して情報収集等を行い、動物福祉に配慮した動物実験の実施に努めています。

  • 平成28年度動物実験に関わる教育研修(平成28年6月26日開催)
  • 平成27年度動物実験に関わる教育研修(平成27年5月26日開催)
  • 平成26年度動物実験に関わる教育研修(平成26年5月27日開催)

福祉認証の取得について

このような動物実験への取り組みにより、公益社団法人日本実験動物協会の実験動物生産施設等福祉認証を取得しています(認証番号012号)。